柄のお勉強
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2020/10/10 【衣裳 (costume)】 コスチューム
エスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの阪田です
先日、藤井さんが更新したブログでお酒の勉強中だとお話していたので、まだまだ和装やドレスのことについて勉強中の私も、どんどん衣装の知識を深めていけたらいいなと思い…
ブログをご覧の皆様と一緒にお勉強していこう!と考え、新たなシリーズを作ってしまいました
本日勉強していく内容はタイトルにもある通り「和装の柄」について!
それぞれきちんと意味が込められて一針ずつ丁寧に縫われているんですよ
まずは代表的な柄からご紹介していきます
一つ目は「鶴」
意味は「長寿・夫婦円満」

皆様ご存知の通り、鶴といえば長寿の象徴
また鶴は一度つがいになると、相手が死ぬまで添い遂げるそうで…
とっても一途な鳥ですよね
この色打掛の優雅にはばたく鶴には「二人で末永く一緒に」という意味が込められていたんですね
二つ目は「松竹梅」
それぞれにきちんとありがたい意味が込められています

松は真冬でも葉をつけ、荒地などの厳しい環境でも育ち、
竹はまっすぐ、一点に向かって長く成長し、
梅は冬につぼみを付けて、春に咲く花よりも先に花を咲かす
この3つの理由から松竹梅は、忍耐力と生命の誕生の象徴であると言われています
三つ目は「御所車」

御所車は平安時代に貴族が乗っていた乗り物です!
高貴な方しか乗れなかったことから、富や華やかさの象徴とされています
まだまだ和装の柄について皆様にご紹介したいのですが、かなり長くなりそうなので、少しずつ更新していこうと思います
次回の更新もお楽しみに
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!