伝統技術
2021/01/15 【Close up エスタシオン】【フォトウェディング & 前撮り】【衣裳 (costume)】 フォトグラファ
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
フォトグラファーの池田です
本日は和装について
エスタシオン・デ・神戸では
結婚式当日や、前撮りのみでも
たくさんの方々にご利用頂いております。
そして今回お話する和装のテーマですが
「振付け」です。
振付けと言っても歌ったり、踊ったりする意味ではありません

振付とは、和装の柄や着物の形を美しく魅せるための伝統的な技です
ただ着物を広げて撮影しているわけではありません
いくつかの決まったことを、それを順番に整えていかないと
美しく見えません
習得するのには、個人差もありますが、
目で盗むだけでは難しく、
場数が必要な、かなりの職人技です
これが頭でわかっていても、実際触るとなかなか(・・?
撮影するより断然難しいです。わたしの意見ですが
しかし時代が進み、スタジオでかっちり撮る型物撮影が少なくなり、
ロケなどのスナップが主流になった今、振り付けを知らずに
撮影しているカメラマンも実際多いです
はずした撮影もいいですが、知っているのと、知らないのでは
大きく違います。
やっぱりどんなことにも通じますが、基本は大事です。
でなにが言いたいかと言いますと
枠にとらわれない、ナチュラルな感じや
楽しいスナップ撮影も
前撮りの魅力のひとつですが、
伝統的な
カメラマンの経験と技術の詰まった匠の1枚。
型物撮影をぜひ
手が加わることで着物の柄はもちろん、
スタイルもより美しく、振付けが決まると
表情にも表れますよ
一度体験してみてはいかがでしょうか
フォトグラファー 池田