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「125年の時を超えて・・・」

2017/01/08 【Close up エスタシオン】 古賀野 正幸

エスタシオン・デ・神戸の顔として、エントランスホールで
一際輝き続けてくれたゴールデンスタインウェイ!

このピアノが125年の時を超えて、世紀の大修理を
年末から約10ヵ月間の期間をかけて行います。

1Fエントランス2

なぜか?って・・・

当時のピアノは、エスタシオン・デ・神戸にあるゴールデンスタインウェイ
に限らず、自動車も電気も無かった時代に、125年前の最先端の
工業製品としてヨーロッパで作られてました。

なので、使われている素材一つ一つが本物の鋳鉄であったり
松の木を削り出して丁寧に加工された響板やフレームが
作られてたりと、当時の最先端の技術者の結晶のような
作品がピアノであったそうです。

そのような本物のピアノだからこそ、時間をかけて丁寧に手を掛ければ
当時の音色の状態に甦るとの事です。

DSC_7671

今は弦一本一本の測定を行い、当時と寸分も変わらない状態に戻すための
測定を行っております。

DSC_7667

エスタシオン・デ・神戸で結婚式をして頂くお客様の為に
本物のピアノの音色を聴いてほしいから!
音楽を愛する者として、楽器として当時のピアノを最高の状態で
後世に引き継いでいきたいから!

色々な思いを持って今から少しづつ少しづつ、丁寧に復元作業を
行っていきます。

音楽が好きな方、ピアノが好きな方に結婚式を
挙げて頂く式場であり続けるために・・・・

 

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