ROSE
2019/11/29 【神戸 結婚式場】 フラワー アーティスト
目まぐるしく毎日が過ぎていませんか?
そんな時は当たり前にそこにあるものに目を向け、深呼吸を・・・
「Stop and smell the roses」
落ち着いてゆったりと自分の環境を見回し、あたりまえにある美しいものに感謝する。
ハッと考えさせられる、バラにまつわる名言の一つですね。
12月の誕生花である赤バラ。
その起源は、約7000万~3500万年前もの昔にさかのぼるともいわれています。
古代メソポタミア文明の文献では、既に栽培されていることが記述されています。
古代エジプトの女王として名高いクレオパトラ7世は、絶世の美女、そしてバラ好きの女王として有名です。
当時心を通わせていたローマの軍人カエサルを寝室に迎え入れる際には、ひざの高さまでバラの花びらを敷き詰めていたそう。。。凄い量のバラが必要ですね。。。さすがクレオパトラ
ローマの博物学者プリニウスは、著書の「博物誌」にバラは花冠にするだけでなく、頭痛や二日酔いを抑える薬草としての効果を期待して宴会で使われたと記しています。
ローマ時代の宴会で人々がバラの花冠をかぶっているのは、花冠が名誉の象徴や美しいという面だけではなく、二日酔いを軽減する効果を期待しての一面もあるようです。
これからは私もバラの花冠をかぶってお酒を飲むこととします(笑)
また、バラの香りにはストレスを軽減したり女性ホルモンのバランスを整え、より魅力的に演出する効果があるのだとか
ブーケや会場装花に古代から人々を虜にしてやまないバラを取り入れてみませんか♪

堀 有香