ドライフラワー🌼
2020/05/21 【神戸 結婚式場】 フラワー アーティスト
いつもスタッフブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
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フラワーコーディネーターの松ヶ枝です✨
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このまま行きますと緊急事態宣言も解除され
長かったリモートワークも
終わりを迎えるのかなとドキドキしている今日この頃。
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皆様はいかがお過ごしでしょうか?
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私は最近、吊るすだけ放置法の
ドライフラワー制作にハマっております✨
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こちらは今年の2月、3月に自宅で制作した
『ミモザ』のスワッグ✨
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『ミモザ』や『ユーカリ』は、束にして吊るしても
綺麗なドライになるのでオススメです✨
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来年の2月3月にチャレンジしてみて下さいませ❗
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そして、『かすみ草』も失敗しないので
これからの季節、まだまだ間に合いますよ(*´∀`*)
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近年ブライダルアイテムの素材としても
人気の高いドライフラワーですが、
作ってみるととっても奥が深いんです!
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まず、ドライにし易い花の特徴は、
①水分をあまり含んでいない
②花びらが分厚く、茎など柔らかすぎない
③満開ちょっと手前で、花びらの変色が少ない
と、少々縛りがあります。
『かすみ草』『スターチス』『バラ』『ミモザ』
バンクシアなどの『ワイルドフラワー』や
『センニチコウ』『アザミ』『パンジー』…
『ユーカリ』などの硬い葉モノもオススメです🍃
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香りの良い『ラベンダー』等のハーブ系は
お部屋や玄関に飾って、仄かな香りを楽しむのも
オシャレでとっても素敵ですよね✨✨
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逆に難しい花としては、
『桜』『トルコキキョウ』『菊』『ユリ』
『ガーベラ』『アネモネ』等々…
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これらもドライに出来なくはないですが、
あまり綺麗に出来ない上に長持ちはしないので
ちょっと工夫が必要となります💦
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簡単に出来る製作法としては3種類あり、
①ハンキング法
蒸れないように一本一本吊るす自然乾燥方法。
風通しが良く、直射日光が当たらない場所に吊るす。
『バラ』『ラナンキュラス』等の花びらが多い花は
重力で花が閉まりがちになるので、
たまに息を吹きかけたりドライヤー等を当てて
花弁を開くと綺麗に出来上がります☝️
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②ドライinウォータ法
花を飾りながら水を蒸発させ乾燥させる方法。
吊るさないのでふわっとした出来上がりになりますが
茎が弱いと折れ曲がるので向きません。
『かすみ草』『スターチス』『アジサイ』等が
オススメの方法となります。
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③シリカゲル法
密閉容器にドライフラワー用乾燥剤である
シリカゲルを敷き、花を埋めて水を抜く方法。
バラなどの花びらが多い花や、花の色や形を
あまり変えたくない場合にオススメのドライ法です。
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そして、どの方法にも当てはまる事なのですが、
ドライに適した時期は、満開~満開手前の
花が一番美しい新鮮な瞬間です✨
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花束を貰ったり、咲いた花を摘んだ時、
やっぱり暫くは飾って楽しみたいと思う方も
多いかと思いますが、
鮮度が落ちて傷んだ花をドライにしようとすると
儚くボロボロと崩れたり、変色して綺麗には
出来ない確率が高いからです(;∀; )💔
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どうしても、ドライにされたい方は
思いきって新鮮なうちにドライにしてあげて下さい🌱
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完全にコロナの脅威が去ったわけではなく
まだまだ油断は出来ない現状ですが、
緊急事態宣言中に身につけた注意点を守って
自主防御をしながら通常の生活へ戻りたいと思います。
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安全な日々がまた訪れるまで、頑張りましょう💪🌱
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フラワーコーディネーター
松ヶ枝 浩子