カンガルーポー
2020/05/30 【神戸 結婚式場】 フラワー アーティスト
良いお天気が続いていますね☆
フラワーコーディネーターの堀です。
本日は今週のエントランスホールのフラワーから『カンガルーポー』をご紹介いたします!
カンガルーポーは、カンガルーの前足のような形のユニークな花を年1回咲かせる多年草です。
カンガルーの足について少し調べてみました。
本当に『カンガルーポー』みたいな形なの?と気になってしまって(笑)
ちなみに、カンガルーの指の数は前足が5本で、後ろ足が4本です。
角も牙もない彼らが、戦いのために選んだ武器は後ろ足だそうで、その太く逞しい足から放たれる一撃は、人間が喰らえば内蔵破裂も免れないと言われます(怖)
カンガルーの前足は性質にあわせて進化してきたのだそうです。
トドメの一撃である後ろ足に対し、相手を投げ飛ばしたり、抑えこむために、前足はより長く進化していったのだとか。。。
小さなカンガルーがかなりアクロバットな戦いになるのに比べ、大きなカンガルーはその時間の大半を※クリンチに費やすそうです。
その光景、遠くから眺めてみたい(笑)
そんな足を持っているカンガルーの移動方法ですが、ご存じのようにかなりの速度で跳びます。
なんと瞬間速度は時速70キロ(ヒェーッ)
前脚は全く使わずに、この速度を出してくるのです。
太くて長いしっぽがあるからバランスが取れているようです。
長い尾があるおかけで、後脚はほぼ重心位置にあり、重心位置から遠い前脚を使わず後脚だけを使用しているようです。
そしてカンガルーと言えば何といっても袋!
子供が胎内にいる妊娠期間は僅か一ヶ月。一ヶ月で極めて小さな赤ちゃんが生まれます。
袋の中で約半年間過ごします。おっぱいも袋の中にあるから、中でお乳を飲むことができます。
成長すると徐々に袋からはみだしてそのうち外を歩くようになりますが、危険を感じるとまた袋に飛び込んだりします。
いやぁ奥深いカンガルーの生態!(^^)!って脱線しましたね、、、
カンガルーポーは、今は国産は少なく、輸入された切り花が主流です。
花茎全体が細かく細い毛で覆われており、ベルベットのような独特の質感を持つオーストラリア原産のお花✿
和、洋どちらにもアレンジしやすく、生け花の花材としてもよく利用されています。
花言葉は不思議・驚き
カンガルーの生態にも驚きましたが、カンガルーポーも驚きのある遊び心あふれる色んなアレンジが可能です。
見た目の不思議さもじーっと見てしまう個性的なフラワーです。
ご来館の際は、是非ご鑑賞ください!!
フラワーコーディネーター
堀 有香