SAKURA
2020/06/04 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今回から着物の柄で多く使われているお花達を
紹介したいと思います。
まず最初に「桜」から行きます。
「新しい門出」を連想させるため、入学式、卒業式の
春をイメージしますが、今は6月梅雨、夏です。
季節外れですみません!!!
今でこそ日本における代表としている花の代名詞ですが
奈良時代では、花と言えば「梅」が主流でした。
梅も日本を代表する花ですが、平安時代に文化が育つに
つれて人気が高まり花と言えば「桜」になりました。
桜の語源も諸説色々ある様ですが、春に里にやって来る
稲(サ)の神が宿る座(クラ)の説や日本書紀に登場する
女神「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」の「サクヤ」が
転化した説もあります。
桜の品種は数多くありますが、文様になっているのを少し紹介
しますね。
単純に桜の花を表した「桜花」、幾重にも重なった花びらの「八重桜」
桜の木の垂れ下がった枝を表した「枝垂桜」、小さな花びらを散り
ばめた「小桜」があります。
桜が一斉に咲き誇る姿から文様には、「繁栄」、「豊かさ」の意味が
込められているそうです。
次は何のお花か楽しみにしていて下さいね。
コスチュームコーディネータ
山添 三代