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モノクロ写真について…

2020/06/18 【神戸 結婚式場】 フォトグラファ

こんにちは!

カメラマンの三田です

【写真コンテストで増加 安易なモノクロ写真はつまらない】

このタイトルの記事を書いた清水哲朗さん

清水哲朗(しみず・てつろう)1975年、神奈川県生まれ。95年、日本写真芸術専門学校を卒業し、竹内敏信事務所に勤めた後、独立。2005年、名取洋之助写真賞受賞。写真展「蒙古放浪」「BURGED」「Anchin」など多数。写真集に『CHANGE』『New Type』

というプロフィールから、

カメラマンというより写真家というカテゴリーの人

清水氏の書いた記事の中に

『デジタルカメラで撮影、モノクロ化した写真を「これはモノクロではなくモノトーンだよ、モノトーン」と先輩写真家に言われたことがある』

そして、

『カメラの仕上がり設定を「モノクロ」にしたわけでもなく、単に彩度を抜いただけの写真でもなかったのだが、その人の理想とする「モノクロ」とは大きくかけ離れていたのかもしれない』

『フィルムでもデジタルでもモノクロ表現は実に奥が深く、こだわればこだわるほど着地点は底なしとなる。撮影からプリントまで、10人いれば10様の表現がある』

これは昨年(2019.5)に書かれた記事なんだけど

これを読んだときに過去にやはり自分自身も先輩に同じようなことを

言われたことを思い出した

ここのシャドーの部分が…とか

濃淡の出し方が…とか

ダメ出し始めたらきりがないんですよ

だけども、

やはりカラーの写真から彩度を抜いただけの写真ってなると見比べればすぐわかる

これが彩度を抜いただけ…

とりあえずモノクロ…

で、それなりに調整してやるといい感じに変わってくる…

もやもやを取り払って…

要は白と黒とグレーのハーフトーンとで

何をどう見せたいかで仕上がりが変わってくると思うんです

これもそうですよね…

このトーンの修整をやってると

昔、暗室であーでもないこーでもない… と何枚もプリントしてた時のことを

思い出します

フォトショップってすごいよなーなんて…(笑)

そして、モノクロフィルムで撮影していたころ…

レンズの前にフィルターってのを取り付けて撮影していたことも思い出します

こういう、黄色やオレンジ・赤というように色のついたもので、

レンズの前にネジが切ってあるので、そこにねじ込むタイプのフィルターでした

コントラストを強くする…

というのは、撮影の時にコントロールする…

プリントをするときには、焼き付けの時間で濃淡が決まる

というような具合です

なので、今はそんな作業も無くてつまらないと言えばつまらない…

でもまぁ…

最終的に人に見せるんじゃなければ、

気楽にプリントしてフォトフレームに入れて飾る…

そんなふうに、写真を楽しめばいいんじゃないかなと思います

誰かに認めてもらうのが最終目的ならまた違うやり方もありますが…

趣味の写真に関しては、

ま、のんびり行こうや!!  て感じですね(笑)

最後まで読んでいただいてありがとうございました

フォトグラファー/三田健二

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