手毬と雪輪
2020/06/22 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
梅雨の間のひと時の晴れ間!!!
気持ちいいですね~。(^O^)/
今日もおめでたい柄、はじめちゃいますね!
今回は「手毬(てまり)」と「雪輪(ゆきわ)」です。
手毬は女の子の遊び道具であった事から女性らしさ
可愛らしさを象徴する模様です。
手毬柄は「子供が丸々と育つように」「何事も丸く
おさまるように」との意味があり、子供の成長や
幸せな人生をお祝いする意味で振袖や七五三、宮参り
の着物に多く描かれています。
また、円満な家庭を築けるようにとの願いを込めて
手毬柄の着物を嫁入りに持たすと言う習慣もあります。
昔は、万事が丸く収まる願いと魔除けの意味もある
ので、手毬その物を嫁入り道具として持たせる風習も
あったそうです。
手毬柄には、大切な子供が幸せな人生を送れる様にとの
親の願いが込められていると言う事ですね。(#^.^#)
次に「雪輪」ですが、皆さんあまりご存じでは無いかも
知れませんね~ (^_^)
主役の柄と一緒にさりげなく描かれている柄ですが
ふんわりとしたボタン雪を図案化した文様で
平安時代から使われていたそうです。
雪は五穀の精と言われ、その年が豊作になる吉祥の
象徴とされていました。
江戸時代後期に雪の結晶が六角形だと言う事が
知られるようになり、庶民の間でも広く使われるように
なったそうです。
いや~! さりげない柄でも全部意味があるのですね。
ますます調べるのが面白くなって来ました。
お付き合いしていただいてありがとうございます。
次回も待っていて下さいね!( ^)o(^ )
コスチュームコーディネーター
山添 三代