【家紋】14
2020/06/27 【神戸 結婚式場】 コスチューム
みなさん
いつもエスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます
コスチュームコーディネーターの上田です
今日も、もちろん【家紋】のお時間です
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今回も10大家紋の中からご紹介します
まずは【家紋】をどうぞ↓↓↓

《沢瀉の【家紋】》です。
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みなさん、読み方はご存知ですか沢瀉=『おもだか』と読みます。
初めてお目にかかった時は何て読むのと思いました
なかなか、読めないですよね
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オモダカ科の多年草
池や沢などに自生する水草
実物はこんな感じだそう↓↓↓

白い小さな花も咲きます
葉が面白い形をしていますね
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では、どのように【家紋】になったのか
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奈良時代頃から牛車や武具の紋様として用いられており、その後武家からは群生しているさまが、まるで矢尻を並べたように見えることから別名「勝ち草」もと呼ばれるようになりました。
このことから、【家紋】として用いられるようになったんですね
矢尻状の葉が盛り上がっているので「面高」と書かれたりもします。
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ちなみに「面高」は“面目が立つ”に通じるのだとか…
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私個人的には沢瀉が群生している所を実際に見たことが無いので、矢尻に例える想像もしないですが 昔の人は、発想力や想像力が豊かだったんですかね
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今までご紹介した【家紋】でも、何かに例えたり連想させたりして、その物の形状を活かしてある【家紋】が今の現代にも受け継がれているのには、驚きです
なんだか凄くないですか
調べていくたびに、「へぇ~」といつも思っています
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きっと、これからご紹介する【家紋】もたくさん驚きがあるのか思うと、楽しみにです
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本日も、お付き合いいただきありがとうございました