鳥特集
2020/07/05 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
今回のおめでたい柄のお話しは、鳥を特集してみました。
調べて行くうちに、この鳥もそうなんだ~とビックリ!!!
では始めま~す。
まずは「鴛鴦(おしどり)」
鴛鴦はおめでたい象徴によく出て来る鳥ですが
オスとメスが仲良く寄り添う姿から
夫婦円満の意味があります。
桃山時代から着物や帯の柄に使用されているそうで
祝儀には欠かせない文様です。

次は「鷺(さぎ)」
長い脚、長いくちばしが特徴のほっそりした姿が
美しい鳥で、中国では一路蓮科(いちろれんか)を
連想するおめでたい鳥とされています。
※一路蓮科とは、科拳の試験に合格すること!
科拳とは、中国の官僚制度の試験のことです。
次に「鸚鵡(おうむ)」
オウムが夫婦と共に子育てをする姿から
家庭円満の意味があります。
柄は奈良時代から使われていて、格のある
縁起柄です。
次に「千鳥(ちどり)」
おまんじゅうではよく知られていると思いますが
「荒波と一緒に乗り越える」と言う意味で
勝負祈願と家内安全の縁起鳥です。
柄は万葉の時代から使われているそうです。
最後に「孔雀」
毒蛇や害虫を食べるほどの生命力があるので
邪気を払うとされて来た鳥です。
繁殖力も強いので子孫繁栄の意味を持つ鳥です。
いかがですか!柄に使われる鳥には、しっかりと
意味があるのですね。
動物園に行った時は、鳥を見ながら思いだして
くださいね。 ( ^)o(^ )
コスチュームコーディネーター
山添 三代