袴
2020/09/03 【神戸 結婚式場】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
9月に入っても相変わらず暑いのですが
次は台風! 自然災害、容赦なく次々と来ます!
毎年の事ですが、本当に怖いですね💦💦
では気持ちを取り直して、本日は卒業式に
着ている女子学生の袴について調べて見ました。
女子学生が袴を着るようになったのは
明治の中頃と言われています。
袴はもともと十二単の一部として宮中の女官が身に
付けていましたので、きちんとした身なりの服装と
して認識され、明治に女学生の制服として袴を
取り入れる学校が増えてきました。
明治時代の「高等女学校」の進学率は低く
特権階級しか行けなくて、女学校は多くの女子の
憧れでした。
学問を望む姿としてふさわしい恰好とされていたので
先生も袴を着用していました。
女学生が袴を着るスタイルは昭和初期迄続き
戦後、高度成長期に入ると袴の文化は
無くなっていきました。
なぜ、卒業式に今のように袴を身に付ける
ようになったのか!
1987年に「はいからさんが通る」と言う映画が
きっかけで、数人の大学生が卒業式に袴を着て
卒業式に出席しました。
それが翌年にどんどん増え、いつの間にか
全国の女学生が身につけて、日本の風習のように
なっていったそうです。
面白いですね ( ^)o(^ ) また、ご紹介します。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。(#^.^#)
コスチュームコーディネーター 山添 三代