トケイソウ…
2020/09/28 【神戸 結婚式場】 フォトグラファ
みなさん、こんにちは!
なんだかつい先日まで、いつまでこんなに暑いんだろう⁈
なんて言ってたら、急に肌寒くなってきましたが…
如何お過ごしでしょうか?
カメラマンの三田です
先日、撮りたいものを自由に撮ってますって書いた時の一コマでトケイソウを
載せたんですけど…
今日はしっかり撮ってみました! 家の玄関先に咲いたんですが…
どうやら、花は一日咲くとまた閉じてしまうみたいですね
和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える
特徴のある花を咲かせることに由来するらしいんですが、
英名は 「passion flower」パッションフラワーって言うらしいです
「passion flower」は「キリストの受難の花」の意味で、
イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と
呼ばれていたのを訳したものだそうです。
16世紀、原産地である中南米に派遣された彼らは、
この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという
「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用しました。
彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、
花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、
5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、
葉は槍であるなどと言われたそうです
なんだか、すごく深~い謂れのある花だったんですね
そして、このトケイソウというやつ
その果実はパッションフルーツです!酸っぱ甘いやつ!
食用とそうでないものがあるそうですが…
で、パッションフラワーはハーブとして、
鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・血圧の降下・
ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など
「精神や痛みを静める」働きがあるといわれているそうです
欧州では伝統生薬製剤の欧州指令に従い医薬品ともなっているんだとか…
いろいろなストレスの多い世の中ですが、
こういう自然由来の薬を利用してみるのも有りじゃないかと思います
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
フォトグラファ/三田健二