婚姻届も『脱ハンコ』のはなし
2020/10/31 【神戸 結婚式場】 バンケット コーディネーター
スタッフブログをご覧の皆様こんにちは!
エスタシオン・デ・神戸の角井です。
今日もご覧いただきまして、ありがとうございます。
今日は結婚式を考えるほとんどのお二人にとって必ず通る「婚姻届」のお話しです。
最近、脱ハンコの話をよく耳にするようになりました。
行政手続きを簡素化する目的で推進されていくのは全然かまわないとおもってるんですが、
婚姻届とかの戸籍に関する手続きの押印の廃止検討の発表を聞いてそれってどうなの?って話です。
これってゆくゆくはその手続き自体がデジタル化するってことを含んでるんだとおもうんですが。
もちろんそれが良い人もいるんだろうとは思うんですが、でもなんだかなあっとモヤモヤしています。
エスタシオン・デ・神戸の結婚式では、教会式とかであれば式中の『結婚誓約書』への署名だったり、
神前式であれば署名した『誓いの詞』を神前で読み上げたりという、いわゆる【誓いを立てる】儀式があって、
この記憶に残る儀式を行うことが結婚の価値なんだと思っています。
だから同じように婚姻届に自筆で署名することも【誓いを立てる】意味があると思ってるんですよね。
婚姻届をわざわざ役所に提出しに行くってことは、結婚式を挙げるのとはまた違った緊張感があって
二人にとっても二人の家族にとってもとても重要な儀式だと。
ちなみに私自身も多分にもれず大昔に婚姻届を提出した一人なんですが、
実は後日に役所から電話があって「すいませーん、こちらの手続きに不備がありましたので再度提出してもらえますか?」と軽ーい感じでいわれて、謎に2回目の提出をするってことがありました。
まあアナログの弊害と言えばそれまででしょうけど、今となってはそれもいい思い出です(笑)
やっぱり記憶に残るって大切にしていきたいですよね。