非現実的な
2020/11/26 【Close up エスタシオン】【フォトウェディング & 前撮り】【神戸 結婚式場】 フォトグラファ
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
フォトグラファーの池田です。
海外で撮られた写真を見た時に、
何とも言えなく素敵な雰囲気と感じたことはないですか?
ロケーションがいいからとか
外国の方が綺麗だからとか
そう思った方も多いと思います。
まちがいではないのかもしれませんが、
それには理由があります。
それは色温度です。
色温度とは、太陽光や自然光、人工的な照明などの光源が発する光の色を
表すための尺度のことです。光源の温度や明るさとは関係ありません。

実は日本と海外では目で見える色温度が違います。
正確には日本でも場所や環境によってばらばらで、
朝から夜までに動いている場所でも違いがありますが、
それはその色(環境)に目が慣れて特に何も感じないのです。
例えば、普段見慣れない色。
夕日やイルミネーションを見た時、感動しますよね。
それは普段見慣れない色。非現実的だからです。
SNSなどにアップする時、写真を加工しますよね
何を言いたいかというと
私たちカメラマンが撮影をする時に、注意する事。
明るさや暗さを見るのは当たり前で、
実際、色温度には特に注意して、調整しながら写真を撮っています。
黄色っぽい場所、白っぽい場所。または青や赤など
調整せず撮影すると目で見ているより色がはっきりでます。
それをできるだけ色が被らないように
または、色をのせて幻想的に見せる
映画監督では好みの色をあえてのせて撮ってる人もいます
デジタルにとって色温度というのはとても重要です。
なぜデジタルにとってと書いた理由は長くなるので
また別の機会に
これから冬に入っていきますが、
秋と冬とでも色温度は違います
皆さまも写真を撮る時、機会があれば試してみてくださいね。
本日もありがとうございました。
フォトグラファー 池田