すす払い(煤払い)
2020/12/24 【神戸 結婚式場】 フォトグラファ
そろそろ今年(2020年)も残すところ7日となりましたが、
みなさん如何お過ごしでしょうか?
またまたご無沙汰ではありますが…
日頃何気なく使っている言葉…
でもあんまり深く知らない…

すす払いって… 年末の掃除のことでしょ
位な知識…
大掃除に関しても
30日までに済ませて、
この日にしめ縄飾りもつける

鏡餅も飾る

っていうふうにやってきました
この30日に…
ってのは、そう言われたからそうしてきたんですが
実のところ、正月事はじめ(12月13日がこの日に当たるそうです)
以降なら良いようですが、
玄関飾りを飾るのにふさわしくない日が2日ある(一つは31日というのは知ってた)
もう一つは12月29日
「29」という数字が「二重苦」の語呂合わせとなっていることから、
縁起が悪いため避けた方がいいとされているそうです
12月31日に飾ることは「一日飾り」といわれ、
神様を迎えるにあたって失礼であるとされるのでNG!
そして、冒頭のすす払いを調べていたら付喪神(つくもがみ)に

たどり着いて、
『陰陽雑記』という書物の一節に…
興味のある方は
こちら「https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013599/explanation/otogi_05」
をどうぞ…
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
に非常にわかりやすく解説してくれています
今は年末に行われることの多い大掃除ですが、もともとは「煤払い」といって、
正月事はじめの12月13日と日を決めて行われていたそうです
煤払いは単なる大掃除ではなく、
年神さまを迎えられるよう家の中をきれいにするという、
信仰的な意味も持っていました
毎年新年になると、古い道具類を路地に捨てる煤払い(すすはらい)という行事がありますが、これは付喪神の災難に遭わないようにと行われるものだそうです
実はこの煤払いを終えると、路地にうち捨てられていたのが古い道具類
作られてから100年をすぎた道具には魂が宿り、
人を惑わす「付喪神」となる。そんな言い伝えがあるそうです
といった具合に、
完全に脱線ですね(笑)
何はともあれ、掃除はせねば!
ってことで、
仕事道具でもあるパソコンとカメラなどの撮影機材

とりあえず、スッキリさせて年を越したいですね!
来年もよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました
フォトグラファー/三田健二