上手と下手のお話し
2021/03/02 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
タイトルの読みですが、『じょうず』『へた』とも読みますが、
今回は『かみて』『しもて』のことです。
主に舞台で使用されますが、皆さんはどっちがどっちかわかりますか?
何でこういう言葉があるのか。おそらくですが、
いちいち「客席に向かって右」とか「舞台に向かって左」とか、
言うよりも『上手』『下手』と言った方が早くて
間違いないからだと思います。
便宜上もそうですが、基本的には舞台設定で家のセットなども
『下手』が入口、玄関になります。
皆さんよくご存じの吉本新喜劇を思い出していただくと
分かりやすいかと思いますが、下手、いわゆる舞台に向かって左側が
いつも玄関、お店の出入口、になっていますね。
身分の高い人が居る場所が上手、低い人が下手、というのも基本です。
ちなみに一人で喋る落語家さんも右向いて喋ったり、左向いて喋ったり
していますが、その所作を『上下(カミシモ)を振る』と言います。
丁稚が店主に向かって喋る時は上手を向いて喋ります。
(余談ですが、笑福亭仁鶴さんは余り上下を振りません。
声色も女、子供で余り変えません、それでもとても面白いです。。。)
今回は舞台、上手、下手のお話しでしたが、
知ってるようで知らないこと、他にも色々ありそうです。
セレモニーコーディネーター
高橋