【家紋】37
2021/04/12 【神戸 結婚式場】 コスチューム
みなさんこんにちは
コスチュームコーディネーターの上田です
いつもエスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます
今年は桜の開花も早く、今はほとんどが葉桜になりましたよね
ちょっとさみしい今日この頃・・・
こちら↓↓↓をご覧ください

そうなんです【家紋】の《桜紋》です

実際には《桜紋》にお目にかかったことはまだありません
こうして見ると、とても可愛らしい【家紋】ですよね
花弁の形などが異なるんですね
《山桜》・《大和桜》などは和装の柄にも似ていると思うのですが
いかがでしょう
☆
平安時代頃から模様として、桜の花弁が用いられるようになりました。
・武家は武具の装飾
・公家は調度品や装束
【家紋】として用いられるようになったのは、江戸時代からだそうです。
桜は日本を代表的な花ですよね
そんな《桜紋》ですが使用している家があまり無いようなんです
その理由は・・・
『花は桜木人は武士』ということばがあるそうです。
恥ずかしながら、知りませんでした
花の中では、パッと咲いて散る桜の花が優れており、人では美しく咲いて潔く散る武士であろうという例えだそうです。
パッと咲いて散ってしまう桜は儚く、家が長続きしないと想像させてしまったようです・・・
☆
全く《桜紋》を【家紋】にしていないわけではなく、桜井の松平氏、肥後の細川氏などは使用していたそうですよ
下記の神社や寺は《桜紋》を〖神紋・寺紋〗として使用しているそうです。
・京都の平野神社
・西宮の神呪(かんのう)寺
・奈良の唐招提(とうしょうだい)寺
いかがでしたか
使用されている家は少なくても、日本を代表する花ですから、個人的には早くお目にかかりたいですね
本日も最後までご覧いただきありがとうございました