待てば海路の日和あり
2021/05/14 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
待てば海路の日和あり、とはまさに今こそ使いたいことわざですね。
しかし、意外と知られていませんが、
待てば海路の日和あり、の前は海路ではない
違う言葉が使われていたのをご存知ですか?
それは 待てば甘露の日和あり です。
海路(かいろ)と甘露(かんろ)、『い』と『ん』が違うですが。。。
知らなかったら、待てば甘露の・・・方が言い間違いだと
思ってしまいますね。
元々、中国のことわざだったそうです。
『甘露』は読んで字のごとく『天からふってくる甘い露』のことです。
おそらく甘露があんまりメジャーではなかったので、甘露に響きの似た
海路に置き換えられた、らしいです。
意味はどちらも、じっと辛抱していたらそのうち良いことがあるさ、です。
そう信じたいものです。
ちなみに反対語は『寝ていて牡丹餅は食えぬ』だそうです。。。
いや、食べれるでしょう!寝ていても麺類はキツくても餅は食えるでしょう!
待てば海路の日和あり、は7文字と5文字で形成されてリズムもいいですが、
反対語の寝ていて牡丹餅は食えぬ、はリズムも悪いしいまいちな気がします。。。
棚から牡丹餅、ということわざもありますが、昔は牡丹餅は日常よくある
お菓子だったんでしょうか?
セレモニーコーディネーター
高橋