お披楽喜のお話し
2021/05/30 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
『お披楽喜』と書いて何と読みますか?
正解は『おひらき』です。
披露宴が終わる時に『めでたくお披楽喜です』と言います。
『めでたく終わりです』とは言いませんよね。。。
終わり、終了は忌み言葉になりますので。
披露宴に関わらず宴会やその他集会でも、
「そろそろお開きにしますか、」という風に使うと思います。
この時は『お開き』という感じが頭に浮かぶと思います。
そうです。『お披楽喜』は当て字なんですね。
何でもめでたい言葉に置き換えたいこの業界ならでは。
『披楽喜』の楽と喜はもちろんめでたい、縁起の良い漢字ですが
『披』はどうかというと『披露宴』でも使われる『披』の漢字は
閉じてあるものを開くという意味がありますので
やはり縁起の良い漢字と言えますね。
ちなみに『お披楽喜』という程ではないけれども
一旦終了する場合、例えばスピーチの最後
「お祝いの挨拶を終わります。」とは言えませんね
かと言って「挨拶をお披楽喜、」というのもおかしいので
ここで使うのは『結び』ですね。
「これをもちましてお二人へのはなむけの言葉の結びとさせていただきます。」
とか「結びに、お二人のご多幸を祈念して、」
というようなパターンですね。
『お披楽喜』という言葉は見た目が縁起良さ満点なので
結婚に関わらず、楽しい行事やイベントごとの際に使うと
より気分が上がって良いと思いますよ!
セレモニーコーディネーター
高橋