『かぎろい』のお話し
2021/12/03 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
寒い寒いとはあまり言いたくないですが、今朝は寒かったですね。
摩耶山上の掬星台では『かぎろい』が見られたそうです。。。
『かぎろい』ってなんでしょう?
どうやら朝の空の様子らしいのですが、
ネットで探してもピンとくるものがありません。
この『かぎろい』、漢字では『陽炎』と書くようです。。。
あれ?カギロイではなくてカゲロウの間違い?
それにしても陽炎は夏のイメージですよね?
謎が深まりますが、奈良県に『かぎろひの丘』というのが
あることがわかりました。
正式には『かぎろひの丘万葉公園』と言うそうです。
なるほど、柿本人麻呂の歌
東(ひむがし)の 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ
というのがありましたね。この『かぎろひ』からつけられた公園名でしょう。
柿本人麻呂は確実に早朝、『かぎろひ』を見ていますね。
どうやら冬の早朝の朝焼けのことのようです。
なんかそう思うと『かぎろい』ってカッコイイですね。
しかし冬は『かぎろい』を見なくていいので
出来るだけ寝ていたい、と思ってしまいますね。