神社へお参りするお話し
2022/01/19 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
お正月の初詣から、十日えびす、厄神祭、と神社に行く行事が続きますね。
最近はコロナの影響で神社でする手水は出来ないところが多いですね。
もともとは参拝前に川で『禊(みそぎ)』を行っていたのですが、
時代の変化に合わせてこの『手水』になったと言われています。
ですので実際には両手と口をすすぎますが、身体全体を清めるという
意味があります。
エスタシオン・デ・神戸の神前式でも式場前に手水を行っております。
ちなみに『手水』ですが、エスタシオン・デ・神戸では『てみず』で
統一しておりますが、『ちょうず』という呼び方もありますね。
なぜそう呼ぶのか分かりませんが、どうやら大阪の方言のようで
落語に『手水廻し』というネタがあります。
神社の手水から派生したと思いますが、ここでいう手水は
洗面道具のことです。
「手水(ちょうず)」が欲しい、と言われて、何のことかわからず、
頭の長い人「長頭(ちょうず)」を連れてくるという、まぁばかばかしいお噺です。。。
それはさておき、神社参拝の儀式では
お参りの時に『二礼二拍手一礼』をしますね。
二礼、一礼は皆さん理解してされていますが、二拍手の仕方をご存知ない方が多いですね。
ポイントは二礼の後、二拍手の前に胸の前で手を合わせる事、
その際、右手は左手の第一関節分くらい引く(ずらす)事、
肩幅程度に手を開いて打つ事、です。
こうしてお参りするとより一層、身が引き締まる気になりますよ。
ちなみに出雲大社は二礼四拍手一礼なんだそうです!!
神社によって違うこともある、ということは知っておきたいですね。
