皆さん、こんにちは！
コスチュームコーディネーターの山添です( ^)o(^ )

　

本日は、男性の正礼装、モーニングコートについてのお話しをいたします。
結婚式で父上が着られますモーニングコートですが、慶事だけでは無く弔事にも着られる事を

皆さんご存じですか？

　
弔事では正喪服となり、喪主の方が着られます。

慶事、弔事で同じモーニングコートを着られますが、個々に違う点が有りますので

覚えておいてくださいね。

　

まず上着！
前のボタンの留め方が違います。
上着の外側と内側にボタンが付いていまので、慶事は内側のボタンを留めます。
留め方が拝むように見えるので拝みボタンと言います。
弔事は普通のスーツのように重ねて留めます。

　

次にベスト！
慶事は黒のべストかグレーのベストを使用します。
黒のベストは取り外しの出来る白い衿を必ず付けます。
弔事は黒のベストのみで白い衿は外します。

　

シャツ！
慶事は白いウィングカラーか、レギュラーカラーの衿のシャツを着ます。
弔事はレギュラーカラーのみで、織の有る物や艶のある素材は避けます。

　

ネクタイ！
慶事は白黒の縞のネクタイかシルバーグレーのネクタイを結びます。
弔事は黒無地のネクタイだけになります。

　

ポケットチーフ！
慶事は白の綿や絹のポケットチーフを使用します。
弔事は入れなくても良いのですが、入れる場合は黒のポケットチーフになります。

　

カウスボタン！
慶事はゴールドかシルバーの台で白蝶貝や真珠などの物を使用します。
弔事は付けなくても良いのですが、付けるなら黒い石の物を使用します。

　

どうですか！色々有りましたね～(#^.^#)　
覚えておいてくださいね！！！