素晴らしきPAの世界
2022/09/21 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
セレモニーコーディネーターの高橋です。
PAとは耳慣れない言葉ですね。
何の略かと言うと
「Public Adress」のことです。
と言われても更にわからないと思いますが、
簡単に言うと音響機器をまとめた物のことです。
マイクやCDを一カ所にまとめてそこで音量の調節などを行うシステム、
ミキサーやアンプやその他専門的な機器の集合体と言えばイメージが沸くでしょうか。
もちろん結婚式に音響は欠かせません。そしてそれを操作するスタッフも同様です。
多くの式場、会場ではそのスタッフをミキサーと呼んでいるのかもしれませんが
エスタシオン・デ・神戸ではオープン以来「PA(ぴーえー)」と呼んでいます。
照明も同時に操作するのですが、映像も加わり、一人で
音響、照明、映像を担当することになります。
『会場暗くして、映像の再生して、BGMを下げて、』
と、まさに猫の手も借りたい、手が3本いる状況も多々あります。
いかに段取りよく、違和感なく操作するか、ということも大事ですが、
特に披露宴の場合は、いかに盛り上げるか、も重要です。
音の大きさは不足するとインパクト不足になる場面や、
感動のメッセージの時はBGMは控えめにしないと、などなどです。
大変重要な役割ですが、ビシッと決まった時は最高です。
PAのあるあるですが、『決まった!』と思って後でスタッフに
『あの場面ちょうどいい感じにサビが来て盛り上がりましたね!』と言っても
他のスタッフは自分の仕事に集中していますので分かり合えることは少ないです。。。
新郎新婦や参列の皆様と直接お話しをする機会はほとんどありませんが、
部屋の片隅で披露宴の成功や雰囲気を左右する縁の下の力持ち的な存在です。
結婚式場スタッフの中でもかなり職人の部類で
下準備に0コンマ何秒の音を削ったり、曲を違和感なくつなげたりしています。
わたくし個人的にはとてもカッコイイ『仕事人』だと思っています!!