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船で嫁ぐ

2022/11/06 【神戸 結婚式場】【結婚式 (ceremony)】 セレモニーコーディネーター

セレモニーコーディネーターの高橋です。

結婚式の形は様々ですね。

エスタシオン・デ・神戸で行う教会式、神前式、人前式、仏前式の4つだけ、

というわけではなくて、式以外の『嫁ぎ方』のことです。

昔々は隣村に馬に乗ってとか、歩いてとか、私の子供の頃は

近所に大きなトラック(紅白の紐が荷台にかけられていました!)が来ただけで

関係ないのにテンション上がっていましたね。

もちろんタンスやら洗濯機やら花嫁道具がたくさん積まれていたのです。

そんな嫁ぎ方でも風情があるな、と思うのが『船に乗って』ですね。

古い歌ですが『瀬戸の花嫁』という歌もあります。

さて、そんな昔の風習を残すための伝統行事として

花嫁が花婿のもとに船に乗って嫁ぐという行事が赤穂市にあるそうです。

「坂越の嫁入り」というのだそうです。

入籍をされている本物の夫婦で行われたのですが、

例によってコロナ禍の為、式は挙げなかったという方だそうです。

もちろん船はエンジンの積んだボートなどではなく、艪で漕ぐ和船です。

そうでないと雰囲気が出ませんね。

そしてやはりこの行事もコロナ禍の為、中止されていたので3年ぶりだそうです。

今年の流行語はやはり『3年ぶり』ではないでしょうか。

ともかく各地で残る『嫁ぎ方』が大切に守られているのは

結婚式場で働くものとして嬉しい限りです。

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