年度のお話し
2023/03/29 【神戸 結婚式場】 セレモニーコーディネーター
いよいよ3月も終わりになってまいりました。
セレモニーコーディネーターの高橋です。
12月末の年の瀬のように、年度終わりも何かと忙しいですね。。。
ところで当たり前のように多くの企業、団体が4月始まりの
3月終わりの年度で動いていますね。3月決算が9月決算よりも
圧倒的に多いですし。
わかりやすく1月から12月でも良さそうなのですが、
(そうなると12月は無茶苦茶忙しくなりそうですね。。。)
なぜなんでしょうか?一応『財政法』という法律で4月から3月、
という風に国の年度は定められております。多くの企業、団体はそれに
倣っているんだとは思います。
調べてみるとそもそも明治以降に年度の変遷があったことがわかります。
旧暦から新暦になった時は1月から12月の年度でした。
明治7年には地租の納期(8月)に合わせて7月から6月でした。
明治17年に4月から3月と定められました。
その理由はイギリスが4月から3月だったので真似した、という説もありますが、
財政が赤字で厳しかったので、明治18年度の酒造税を明治17年度に繰り入れしてしまい
帳尻を合わせる為に明治19年度より酒造税の納期(第1期が4月)に合わせて年度変更するしか
方法がなかったという説があります!!
おかげで明治18年度は3か月短くなったようです!!びっくりですね。
前述のとおり1月から12月よりも今の方が良いような気もしますが、
税理士さんが忙しい時期と重なっているのが最大のデメリットかもしれません。
なのであえてずらしている企業もあるようです。