ウェディングプランナーの高橋です。

春の結婚シーズンでございます。ご参列される方もいらっしゃることと存じます。

さて、今更ではございますが、結婚式に参列する際は皆様フォーマルな服装というのは常識なのですが、特に親御様、中でもお母さまがお召しになるのが『留袖』でございますね。

留袖は振袖の袖を短くして縫い留めた、ということで『留袖』と言うようになったそうです。留袖というと黒い着物を連想されると思いますが黒くない『色留袖』もございます。ただお母さまがお召しになるのは最も格式の高い『黒留袖』でございます。着物には家紋の入る所が５カ所ありますが、黒留袖は5カ所全て入っております。これを五つ紋と言いますが、一つ紋、三つ紋に比べて当然格式が高いのです。

お母さまがお召しになるのは当然として祖母、親戚のおば様も黒留袖をお召しになって問題ございません。

最近はお洋服の方もいらっしゃいますが、せっかくの結婚式ですので特別な日だからこそ黒留袖をお召しになるのはいかがでしょうか。