ウェディングプランナーの高橋です。

結婚式に欠かせないアイテムの一つが指輪です。

なぜ欠かせないのか、神前式は別として教会式では指輪の交換は必須だからですね。

ここで言う指輪はいわゆる『マリッジリング』ですね。もう一つ結婚に関する指輪と言えば『エンゲージリング』という婚約指輪がございます。

皆様の中には『ブライダルリング』という言葉をお聞きになった方がいらっしゃるかもしれませんが、それはマリッジリングとエンゲージリングの総称と思っていただいて結構です。

マリッジリングとエンゲージリング、どちらも同じ頃から存在するのかと思いきや、意外と婚約指輪、エンゲージリングの方が歴史に登場するのは古いようです。紀元前３世紀の古代ローマで登場し、材質は鉄だったそうです。鉄は強さの証、家と家の結びつきを強める契約という意味合いがあったようですね。

金銀など宝飾的な意味合いが含まれるようになったのは紀元後だったようです。

結婚指輪は9世紀、ローマ教皇ニコラウス一世によって結婚の証拠とみなされるようになったのですが、男性から女性へ贈るもので夫婦が揃ってつけるものではなかったようです。

それから今のようになったのは13世紀頃ではないかと言われておりますし、ダイヤ付きの指輪がはもっと先のことになります。

このように様々な変遷を辿ってきた指輪ですのでこれからずっと先の未来ではまた違った見た目、内容に変わっているのかもしれませんね。