ウェディングプランナーの高橋です。

披露宴のＢＧＭのお話しというと、入場やケーキ入刀、エンドロールムービーなどの場面が思い浮かぶかもしれませんが、それ以外の場面でも実は細かく流れています。

例えば『友人スピーチ』、ここではスピーチを聞くのでＢＧＭは不要とされる場合もありますが、万が一、会場が静かで全員が耳を傾けるような場合を想像するとちょっと喋りにくいですよね。シーンとして注目されるわけですから。ですので薄ーくＢＧＭを流しております。

似たようなケースでは披露宴のお開き近く、両家代表謝辞、新郎謝辞なんかもそうですね。

当然ここは皆様静かにされ、真剣に謝辞を聞いておられます。ここでも薄ーくＢＧＭを流しております。

どちらの場合も注意するべきは『話がメインでＢＧＭは盛り上げ役でもない』ということです。入場なんかは当然、新郎新婦が主役でＢＧＭは盛り上げ役なのですが、スピーチの時のＢＧＭは本当にＢＧＭなのでお話しがしっかり聞こえるようにしないといけません。なので基本的には歌無しのインストやオルゴールなんかがおススメです。好きな曲を流したい、スピーチする友人の好きなアーティストの曲を流したい、というのもあるかもしれませんが、ここはぐっとこらえてインストでお願いいたします。