柄のお勉強📕④
2020/12/26 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
エスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの阪田です😆
「柄のお勉強」シリーズもいよいよ第四弾✨
今回のテーマは「動物」🐈
和装の柄には、意外と動物がたくさん用いられています
ただかわいいから、きれいだからという理由からではなく、それぞれ素敵な意味があるんです😍
本日も私と一緒に、和装のお勉強がんばりましょう📕✍🏻
まず一つ目は「蝶」
意味は「健やかな成長、夫婦円満」
蝶は芋虫、さなぎを経て美しい姿に成長します🦋
この蝶の華やかな変容から、女性の健やかな成長を願う意味が込められたそうです💁
また、蝶の産卵期にはオスとメスが番になって飛んでいるのがよく見られることから、夫婦円満を願う吉祥文様として用いられるそうになったんだとか
さらにさらに、上記の意味以外にも立身出世の意味も込められています🤩
天高く舞う蝶の様子が、人生の高みを登っていく姿に重ねられ、不死不滅の象徴として戦国時代の武将たちも蝶の文様を好んだそうです🤗
結婚式にはもちろん、健やかな成長への願いが込められている蝶の柄は、成人式の振袖にもぴったりですね🥳👍
二つ目は「鳳凰」
鶏のような頭、鶴のような羽、孔雀のような尾を持つとされる、架空の動物です
瑞兆(おめでたいことが)が起こる前に現れる鳥として、古くから親しまれています✨
特に、桐竹鳳凰文という柄が代表的で、鳳凰が桐の木に住み、竹の実を食すという言い伝えから、桐、竹、鳳凰の三つが一緒に描かれることが多いみたいです
かつては皇室の方しか着られないほど、高貴な柄だったそうですが、今ではどなたでも着れるようになりました🙆
鳳凰の刺繍が施された和装は本当に見事です♡皆様もぜひ試着してみてくださいね👏😚
三つ目は「孔雀」
意味は「子孫繁栄」
上記でご紹介した鳳凰は孔雀のような尾を持っていると言い伝えられている為、孔雀は地上に存在する鳳凰として愛されてきたそうです
繁殖力が強いため、子孫繁栄を願う意味が込められています🎏
また、孔雀は雑食で害虫なども食べてくれるほど生命力が強いことから、邪気を払う鳥として信仰されてきたそうです🥳
邪気を寄せ付けず、子宝にも恵まれそうな有難い存在です♡
意味合いも、見た目の華やかさも結婚式にぴったり!
今回のブログはいかがだったでしょうか?🥰
刺繍一つ一つにきちんと意味があるなんて、和装って本当に奥が深いですよね✨
また次回以降のブログで、一緒に和装の柄を勉強していきましょう🙋
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!