セレモニーコーディネーターの高橋です。
山中で熊に遭遇した、襲われた、というニュースを聞くとゾッとしますね。
日本には野生のトラやライオンはいないので
野生の動物で一番大きい、怖いのは熊です。
ヒグマ、ツキノワグマですね。
実家が大変な田舎なので猟の解禁になると山で時々鉄砲の音が聞こえます。
野生の鹿も頻繁に里に下りてきますし、イノシシの被害も大きいです。
以前帰った時は田んぼに雉がいました。
さすがにクマは見かけたことはありません。。。
さて、そんなクマの話ですが、結婚式では可愛いウェディングベア
というのが当たり前のように飾ってあります。
犬、猫の身近な動物やウサギやイルカなど可愛い動物はたくさんいますが、
何故か定番というとウェディングベアです。
ウェディングドッグとかウェディングキャットってあまり聞きませんね?
なぜなんでしょうか?
クマは英語でBearですが、Bearにはクマ以外にも色んな意味があります。
その内の一つが、『産む』『出産する』という意味。
それから『耐える』『我慢する』という意味もあります。
当然前者は子宝に恵まれますように、という意味。
後者は今後の人生にある苦難も二人で耐えていけますように、という意味をこめて
贈り物としてクマのぬいぐるみが贈られていたそうです。
可愛いクマのぬいぐるみと言えば『テディベア』ですが、
『テディベア』に限らずクマのぬいぐるみを贈る、それが
『ウェディングベア』として定着したようですね。
普段ぬいぐるみに興味が無い、という人、
ぬいぐるみはあるけど自分でクマは選ばない、という人も
結婚式の時だけはウェディングベアとして
飾ってみてはいかがでしょうか。
セレモニーコーディネーター
高橋