白無垢の始まり
2021/06/22 【衣裳 (costume)】 ウェディング コーディネーター
皆様こんにちは!
いつもエスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧頂きありがとうございます
西森です
本日は白無垢の始まりについてのお話です

日本で婚礼の衣装として白色が使用されるようになったのは、平安時代からと言われています。
古来日本では、白は太陽の光の色と考えられ、神聖な色とされてきました
また、清浄無垢な純潔の色として、いずれの家風にも染まる用意のために、白が婚礼衣裳の色とされたとも考えられます。
正式に婚礼の衣装が白無垢となったのは、室町時代からです。
室町時代になると足利幕府により礼道教育が始まり、婚礼の法式などが生まれ、婚礼の衣装も定められました。
この頃に幸菱文様(さいわいびしもんよう)という柄の表着に白打掛が着用されたと言われています。

明治時代には白無垢が神前式の定番衣装となり、現代でも和婚といえば白無垢となりました
今回は白無垢についてのお話でしたが、白無垢の他にも色打掛、引き振袖の生地には、吉祥文様(きっしょうもんよう)という柄があしらわれていて、『この布を使う人が幸せでありますように』という願いが込められいます
その柄に注目してお衣裳選びをしてみるのも良いかも知れませんね
本日のブログは以上となります!
最後までご覧頂きありがとうございました
また次回のブログでもお会いできたら嬉しいです