👘引き振袖の始まり🧡
2021/06/27 【衣裳 (costume)】 ウェディング コーディネーター
皆様こんにちは!
いつもエスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧頂きありがとうございます🌼
西森です🙋🏻♀️
本日は前回の白無垢、色打掛に引き続き、引き振袖の始まりについてのお話です👩🏻🏫
引き振袖とは、おはしょり(ウェスト部分でたくしあげる布)を作らずに裾をひきずって着用する婚礼用の振袖です。
江戸時代後期から昭和初期の婚礼において使われていた花嫁衣裳であり、その中でも1番一番格式高いとされているのが、「黒引き振袖」といわれるものとなります。
江戸時代、黒振袖は御殿で働く女中の装いでした。
町民の女性からは、御殿女中の仕事は憧れの職業だったので、女性たちはその姿を自分の結婚式の装いに真似をしたのがはじまりだったともいわれているそうです💭
また、白無垢が「嫁ぎ先の色に染まる」という意味を持っているのに対し、黒引振袖は「ほかの色には染まらない」という意味が込められています☺️
嫁ぐ花嫁の決意のようなものを感じますね💭❤️🔥
昭和後期(戦後)になると、様々な色合いのデザインが着られるようになり、華やかな婚礼衣裳に変化を遂げていきました❣️
和装が気になる方はぜひお衣裳合わせで引き振袖も着てみてくださいね🥰
本日のブログは以上となります!
最後までご覧頂きありがとうございました❣️
また次回のブログでもお会いできたら嬉しいです🌼