Blog

和装の文様

2017/02/18 【神戸 結婚式場】 コスチューム

皆さまこんにちは!
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます!

ここ最近は暖かい日があったと思ったらすぐに冬日に逆戻り・・・春が待ち遠しい今日この頃です(*^_^*)

さて今回の和装シリーズですが、お着物の「柄裄(がらゆき)」についてご紹介したいと思います☆

簡単にいうと着物の柄なのですが、そこには吉祥文様(きっしょうもんよう)という
昔からの伝統の縁起のいい柄があります。
この吉祥文様をいくつかご紹介したいと思います!!

○鶴


鶴はご存知の方も多いと思いますが、千年生きるという長寿の証、
それだけでなく一生を夫婦で添い遂げることから婚礼の場にもふさわしい柄なのです(^^)♡

 

○鳳凰


古代中国よりおめでたい鳥として尊ばれています。不老不死を与え病気を治す
といわれている空想上の鳥で、格調の高い文様としてしられます。
鶴文様より少しかっこ良い、大人なイメージかもしれません(^o^)

動物柄はなんとなく分かりますよね(^^)ここからは、現代ではないものを
模様にしたもの、これって何???と思われるような文様をご紹介☆

 

○束ね熨斗(たばねのし)


のしとは鮑の肉を薄く剥いで引き伸ばし、紙の間に挟んで祝儀の進物や引き出物に添えたのが始まりです。
それを細長い帯状に文様化したのが熨斗文で、それをデザイン化したものが束ね熨斗です!とても縁起の良い文様です☆

 

○御所車


京都御所の周辺で使われていた貴族の乗り物。この文様があるといかにも古典的で高貴な雰囲気が出ます!

 

○花車


こちらも平安時代の貴族が乗っていた牛車に花を積んだ美しい花車を模様に。
四季の花々を描いており、と~っても華やか♡

 

○貝桶


江戸時代に流行した「貝合わせ」という遊びの貝を入れておく貝桶。
ばらばらの貝から元の貝をみつける遊びを、運命の相手にであえた花嫁になぞらえた文様です(^^)♡
ここで紹介したものはほんの一部ですが、
それぞれに縁起をかついでいたり、新郎新婦の幸せを祈る想いが込められていたり・・・
和装は奥が深いですね!!
また次回も文様を紹介しようかな~(^^♪
お楽しみに!!

コスチュームコーディネーター
山下依里

スタッフブログ 一覧へ戻る
ベストレートでフェアを予約