御所車
2020/05/30 【神戸 結婚式場】 コスチューム
皆さん、こんにちは! いいお天気ですね。
引き続き、今日も着物の吉祥柄のご案内を
紹介して行きたいと思います。
本日は、「御所車」と「花車」です。
皆さんは、名前は聞いた事が有ると思いますが
柄の模様とか、同じ「車」はついているけど違い
とかを解かる人はあまりいらっしゃらないかも
知れませんね。
では早速、意味や由来を調べて見ました。
・「御所車」と「花車」
御所車とは天皇や貴族等、高貴な人が乗る牛車
(ぎゅうしゃ、牛が引く車)の事です。
応仁の乱以後、宮中の儀式だけに使われていたので
この名がつきました。
平安時代には京都周辺で貴族達が乗っていて、荷台に雅かな
幕が下ろされた箱の様な物が載せられており、貴族達は
その箱に乗り込み、移動手段として用いていました。
源氏物語の世界を象徴する雅なものとして「源氏車」
とも呼ばれていたそうです。
また、御所車の荷台に溢れる程の花々が飾られているものを
「花車」と言います。
花々は幸福の象徴とされていて、幸せが溢れます様に!
たくさんの幸せを招きます様にとの願いが込められている
そうです。
御所車の時代、本当に雅なイメージですね。
一度、覗いてみたいですね。(#^.^#)
コスチュームコーディネーター
山添 三代