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【家紋】10

2020/06/11 【神戸 結婚式場】 コスチューム

いつもエスタシオン・デ・神戸のブログをご覧いただきありがとうございます❗️

コスチュームコーディネーターの上田です😃

今回でなんと【家紋】のご紹介が10回目となります👏👏

今回は10大家紋の一つである《桐の【家紋】》をご紹介します❗️

まずは、桐紋のモチーフになった“キリ”はこちら↓↓↓

日本で“桐”とされる植物はタンスや下駄などの材料とされ、[シソ目キリ科(以前はゴマノハグサ科)]に分類される“キリ”のことをいいます〈桐タンスは有名ですね☺️〉

しかし中国での“桐”は“アオギリ”(梧桐)[アオイ目アオギリ科]のことをいいます。黄色い花が咲きます🌼

【家紋】の”キリ“は上の写真のキリがモチーフとなっていますが、由来は中国の”アオギリ“のことで、どうやら“キリ”と“アオギリ”を取り違えているようなんです😥😥

“アオギリ”は中国で『鳳凰のとまる神聖な木』だそうです

アオギリについて

↑↑↑少し紹介されているので、どうぞ😊

では、《桐》の【家紋】を見てみましょう❗️

こちら↓↓↓

多くはこの二つをよく目にするのではないでしょうか👀❓写真の“キリ”に似ていますよね☺️

3本の直立する花序と3枚の葉で構成されています。そして花序につく花の数が〖3-5-3〗で《五三桐》なので《五七桐》は〖5-7-5〗で上記の【家紋】になります☝️

ちなみに《五七桐》はみなさんお家時間に一度は目にされていると思うのですが・・・

こちらです↓↓↓

日本国政府の紋章(内閣総理大臣紋章)

そして《五三桐》はレンタルの黒留袖に使用されていることが多いようです。

エスタシオン・デ・神戸のレンタル衣裳の黒留袖も《五三桐》です😊😉🥰

かつては、皇室専用の文様・紋章として使用されていました。

どのように皇室で用いられるようになったのか・・・🤔

◈”桐”にまつわる古代中国の思想や伝統文化に影響を受け古代の日本に伝来し桐の木や桐紋が神聖視されたから。

◈平安時代、第52代嵯峨天皇が桐紋の入った装束を着たのがはじまり。

※黄櫨染御袍=『こうろぜんのごほう』を、今 上天皇が即位の礼の装束として着用されていました。(天皇陛下しか着用できません❗️)

桐竹鳳凰文様↑↑↑《五三桐》があります😉

《桐》の紋は天皇家から、時の権力者に下賜(かし)されました。足利尊氏、豊臣秀吉も賜り一族や家臣にも与えました

直接賜ったのは《五七桐》でしたが家臣に渡る際は《五三桐》になったそうです😳

特に、秀吉は主従の絆を強める為《桐》紋を与えたので増えていったようですね

だからなのでしょうか…西日本に多くみられる【家紋】でもあります。

いかがだったでしょうか❓

意外と身近にある《桐》の【家紋】。ご説明を割愛しているところもありますが😅

平安時代からある《桐》の【家紋】は今、現在も使用され、なおかつ天皇の装束にもあることに驚き👀‼️でした。本当に奥深いと改めて思います😳❗️

私個人の感想です😅

最後までお付き合いいただきありがとうございました🥰

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