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ウェディングフォトグラファーからのレンズのお話し2

2020/06/12 【神戸 結婚式場】 フォトグラファ

こんにちは、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

本日はレンズのお話しのパート2です。よろしくお願いいたします。

この間はレンズのF値(絞り)のお話しをいたしましたが、絞りの数値が小さいだけがよいレンズの条件ではないんです。そのレンズの焦点距離によって絞りの開放値がいくらなのかがひとつの判断基準になります。たとえば、同じ絞りがF4だとし、100mmと300mmのレンズでは全然値打ちが違います。

100mmのレンズというのは焦点距離が100mmだということです。撮像面から焦点までの距離ですが、100mmのレンズは10センチということです。では300mmのレンズは30センチということです。光がレンズ内に入ってきて焦点を結んでそこから撮像面までが短ければ短いほど光は沢山届きますよね、と言うことは焦点距離が10センチと30センチではどちらが光が届きにくいか?当然30センチということになります。では開放値が100mmと300mmが同じということは300mmのほうが開放値を100mmと同じにすることは技術的に大変と言うことです。また、同じ100mmのレンズでも開放値F4とF2では価格は2倍ほどF2のレンズのほうが高くなります。その他色々な機能などありますが、このF値の意味がすこしでも理解いただけましたら、レンズを見る目も違ってくるのではないでしょうか?

フォトグラファー  山中

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