【家紋】26
2020/10/21 【神戸 結婚式場】 コスチューム
みなさんこんにちは
いつもエスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます
コスチュームコーディネーターの上田です
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さて本日は【家紋】のお時間です
先日、前撮りの撮影にちょっと潜入させていただいた、新郎様のお家の【家紋】をご紹介させてください♪
実はその【家紋】は、今までお目にかかったことがないものでした
その【家紋】はこちら↓↓↓

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みなさんはご覧になったことありますか
お馴染み平安紋鑑(家紋の本)では、すぐに見つけられませんでした
(他のスタッフが見つけてくれました
)
実は、その【家紋】の名称が異なっていたから・・・(初めましての【家紋】を見るとすぐに確かめたくなります
)
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新郎様からご提示された【家紋】の名称は『折敷に揺れ三文字』=『おしきにゆれみもじ/おしきにゆれさんもじ』と言います。
《折敷紋》と言う紋です。
この《折敷紋》は伊予大三島神社の〖神紋〗だそうです。伊予=愛媛県ですね。新郎様は愛媛県ご出身です。
*大三島神社は全国の三島神社の宗社だそうです。
折敷に揺れ三文字を〖神紋〗とされているのは伊予国越智郡野間神社とありました。
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しかし平安紋鑑で調べてみるとこちら↓↓↓

どうですか
名称が違ってるでしょう
でも同じ【家紋】なんですよねなんとも不思議な感じですが・・・
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まず折敷とは
折って敷く。からきていますが・・・
神様にお供え物を捧げるために、昔は木の葉を折って敷いていたそうです。そこから木(ヒノキ)の皮に変わったそうです。
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木の皮に変わったものが三方(さんぽう)なんですが、三方には台があります。コレを上から見ると、四角や八角形に見えます。
ちなみに三方は、お正月の鏡餅を飾っている台とういとイメージできますかね
そこから先程の名称、『隅切角』=『すみきりかく』になるんですね
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私個人のとしては、名称は一つにしておいて欲しいと思うのです(しかし名称が異なるけど同じ【家紋】のものは他にもたくさんありそうです。)調べて
ませんが
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いかがでしたか
知らない【家紋】はいつも「へぇ~」とか「そうなんやぁ」とかまず感嘆してしまいますが、これからもどんどんみなさんにお伝えできたらいいなぁと思っています
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お写真にご協力いただい、M様ありがとうございました
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最後までお付き合いいただきありがとうございました