五人囃子
2021/03/03 【神戸 結婚式場】 コスチューム
皆さん、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの山添です!( ^)o(^ )
今日は、3月3日 ひな祭りですね!
前回に引き続き、今回は「五人囃子(ごにんばやし)」の
お話しをいたします!!!
囃子は、能楽の一つで拍子やリズムを取る音楽のことを指し
「はやし立てる」場を盛り上げるという意味があるそうです。
全員、侍烏帽子をかぶり、左腰に脇差しを差しています。
向かって左の3人は、太鼓を叩きやすいように上着を脱いでいます。
まず1番左がリーダーで口を一文字に結んで力強い表情をしています。
一番大きい音の太鼓を前にバチを持っています。
2番目が大皮(おおかわ)と言って絵のない鼓を持って立っています。
掛け声も担当しているので、口を開いています。
3番目が小鼓(こづつみ)でテンポの良いリズム打ちが出来る鼓を
右肩に乗せています。
4番目が笛を持っていて、唯一のメロディ奏者「謡(うたい)」です。
にこやかな表情で座っています。
5番目が右手に扇を持っていて唄う役目です。
扇は唄うときは正面に構え、休むときは下げて扇の動きも重要に
なっているそうです。
五人囃子は元服前の少年ですが、五楽人というのもあって元服後の
成人男子の姿をしているそうです。
役割や意味があって本当に奥深いものですね!(#^.^#)
![](https://www.estacion.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/五人囃子.jpg)