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十三参りって??

2022/03/13 【Close up エスタシオン】【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 フォトグラファ

こんにちは。

フォトグラファーの池田です。

 

 

3月は別れと出会い。

 

そしてお子さまにとっては成長を一番感じられる月じゃないでしょうか。

さてそんな成長をお祝いする節目の儀式。

十三参りをご存じでしょうか?

 

十三参りとは、13歳まで無事成長したことを感謝し、心身ともに大きく発達するこの時期に、立派な大人となれるよう祈念する意味合いがあります。

 

 

 

数え年13歳の男女が虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を本尊とする寺社へお詣りする行事です。京都の法輪寺、大阪の大平寺、奈良の弘仁寺など。神戸では上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)通称須磨寺がお詣り先として有名です。

 

お詣り時期は本来は旧暦3月13日ですが、近代では本日 新暦3月13日〜5月13日ごろ、10月〜11月と比較的長期間にわたってお詣りができる寺社もあります。 

 

 

 

13歳の厄を払う意味合いや、生まれてからの干支が1周し、昔でいう元服の年齢になることから、人生の節目を祝う成人式のような役目もあります。

最近は10歳のお子さんたちが半成人式(1/2成人式)として十三参りの役割を担っていることも多いですね。

 

また、無限の知恵と慈悲を持つという虚空蔵菩薩を詣でることで、知恵を授かるといったいわれもあり、このことから十三参りを「知恵詣り(ちえまいり)」や「知恵もらい」と呼ぶこともあります。

 

全国的とはいえない十三参りですが、関西地方では七五三より盛大に行われることもあります。虚空蔵菩薩は知恵、特に記憶力にご利益があるといわれることから、受験の合格祈願を兼ねてお詣りするといったこともあるようです。

 

十三参りでは、それまで子供用に仕立てた着物を着ていた女の子が、初めて大人と同じ裁ち方の着物を仕立て、肩上げをしてその着物を着ます。七五三と同様、晴れ着姿の記念撮影もぜひ考えてみてはいかがでしょうか📸

 

 

お待ちしております。

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