時代と共に
2020/06/25 【神戸 結婚式場】【結婚式 (ceremony)】 フォトグラファ
こんにちは!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
フォトグラファーの池田です📸
晴れの日が続いていましたが、本日は雨模様ですね☔
梅雨も後半戦といったところでしょうか💦
本日ウェディングプランナーの木村さんもウェディングドレスの歴史について
アップしていましたが、
私からはウェディング業界の歴史について紹介します☺
日本の婚礼文化は室町時代にほぼ整ったとされています。平安時代から鎌倉時代には「婿入り婚」(夫が妻の家に通う婚姻形態)でしたが、やがて武家社会の発展とともに、現代の「嫁入り婚」の形態に変化してきました。
一方、ウエディング業界の成立のはしりは、明治時代、西洋の写真撮影技術を学んだ写真館が、結婚の記念に夫婦を撮影するようになったのが起源とされています。
写真館が地元の和装美容師と提携して新婚夫婦や家族写真などの撮影をし始め、それ以降、お見合い写真や結婚の記念写真という形でウエディング産業が発展していきました。
第二次大戦前の1930年代には70%以上がお見合い結婚。その時代、釣書と呼ばれる身上書(プロフィールデータ)とお見合い写真しか、相手を知る材料がなかったため、特に女性にとってこのお見合い写真にかける情熱は並々ならぬものがあったそうです。
やがて第二次大戦後から、結婚式場には「写場(しゃじょう)」と呼ばれる写真スタジオが併設されるようになり、1970年代以降、ホテルでの婚礼が増えたことから、街で人気の写真館が、ホテル内に写場を構えるようになりました。
最近の結婚式では、スナップ写真が主流になり、
以前のようにお二人で写す型物(記念)写真というのは少なくなりましたが、型物写真というのは、結婚式の原点といってもいいかもしれません。
もちろん時代の流れとともに、進化することは重要ですが、
そういった伝統あるものを守っていくのも、
私たち婚礼写真に携わる者の指名かもしれないですね。
少し硬い話になりましたが、
コロナ後の結婚式のカタチなどが、世間で騒がれている中、
一度歴史に触れてみるのも大切だと思い、紹介しました👏
結婚式やウェディング業界にまつわるお話があれば、
またアップしていきたいと思います!
コロナ関連のニュースも以前より少なくなり、
結婚式や前撮りなども少しずつですが、増えて
嬉しい限りです☺
まだまだ関西地区も感染者はゼロというわけではないので、
油断はできないですが、
このまま終息に向かうのを願うばかりです❁
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇
フォトグラファー 池田 圭吾