柄のお勉強📕⑧
2021/06/05 【神戸 結婚式場】【衣裳 (costume)】 コスチューム
エスタシオン・デ・神戸のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
コスチュームコーディネーターの阪田です🥰
本日は柄のお勉強シリーズ第八弾!ついに末広がりの八まできました😊
今回のテーマは「幾何学模様」 っぽいもの
和装の柄について一緒に学んでいきましょう♡

こちらの色打掛にはなんと4つの幾何学模様が隠れています!
一つ目は以前もご紹介しました「青海波(せいがいは)」
柄のお勉強③で詳しく解説しているのでよければこちらをご覧ください!
袖や裾の方にある、波の形をした模様です🌊
二つ目は「鹿の子(かのこ)」
少し見えにくいですが、赤い雲のような柄のところにある白いつぶつぶ模様が鹿の子です
小鹿の斑点に似ていることから名づけられました🦌
特に柄としての意味はありませんが、デザインのアクセントとして使われていることが多い柄です☆
かわいらしく、男女問わず使える柄なので、お宮参りなどでもよく見かけます🧒
三つ目は「七宝(しっぽう)」
こちらも柄のお勉強~宝尽くし編~で詳しくご紹介しております
裾元にある、丸の中にダイヤのマークが入ったような模様のものが七宝です
四つ目は「花菱」
画像でいうと左上の方にある、六角形の中にお花が入った模様が花菱です
平安時代には貴族などの偉い人しかつけられなかった高貴な柄です✨
家紋などにもよく見られる紋様で、ご実家の家紋に花菱が入っているという方はご先祖様がとても位の高い方だったのかもしれません😉
見慣れたものや特に意味のなさそうな模様にもきちんとした意味が込められているのが、和装の勉強をしていて面白いところですね!😊
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!